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3度目の女一人旅 in鎌倉①「飛行機&ゲストハウス・デビュー」
鎌倉旅行2日目。
早朝5:00起床。
ゲストハウス内の寝心地が悪いとかいう訳でなく、
元々、旅先では何故か早く起きてしまう私。
ビジネスホテルだったらテレビ観るとかしてるけど、ここはゲストハウス。
テレビは無いし、もちろん、他のドミトリー宿泊者達は寝てる。
さて、どうしようか。
ふむ…。とベッドの上で考えること5分。
物音を立てないように、軽く身支度を整え、
外に出た。
早朝5:30の鎌倉駅。
誰もいない。
清々しい朝の空気。優しい日差し。鳥のさえずり。仕入れ業者のトラックの音。
どこへ続くか分からない初めての道を、きょろきょろしながら、ゆったり歩く。
「あんた、見ない顔だな。」
「おはようございます。朝の鎌倉は素敵ですね。」
「そうだろう。俺も気に入ってる。」
なんて素敵な出会いもありつつ。
同じく散歩中のおじちゃんについていく。
あぁ、ここはもしかして。
有名な、鶴岡八幡宮。
人が居ないから、荘厳な雰囲気が増してる気がする。
朝にきて正解だった。綺麗。
敷地内をゆったり散策。
見事な蓮の池。源氏池という名前だそう。
これは、夏の見頃の時期は綺麗だろうなぁ…。
引き返して、参道の最初の地点へ。
立派な鳥居と狛犬をしばらく眺める。
行く当てもなく、時間に縛られず、ふらふらと歩くのは好きだ。
道路の片隅に咲く花や、ちょっと変わった看板とか、それだけで楽しい。
歩いていると、自転車にサーフボードという出で立ちの人を見かけた。
さすが鎌倉。これから湘南の海へ向かうんだろうか。
昨夜、ゲストハウスの人に案内されて入った道。
この道の奥に、安くて旨い店がある。
こんなの、教えてもらわないと気が付かないよね。ありがたい。
ここまできて、時刻は6:45頃。
ゲストハウスに戻るには、まだちょっと早い。
『朝ごはんが食べられるお店、やってないだろうか?』
ふとそう思ってスマホで検索してみると、良さそうなのが見つかった。
ので。
ちょっと移動する。鎌倉駅へ。
憧れの江ノ電に胸が高鳴ります。
ちなみに、この日は後からまた江ノ電に乗るので、1日乗り放題の切符を購入しました。
朝だから、江ノ電を利用する人も少ない。
車窓からの眺めを満喫。
海水浴を楽しむ人やサーファーの姿が。
湘南だぁー。
しかし、本当に住宅地の間をすれすれで走ってくんだなぁ。
かっこいい。
そして、目的地の『七里ヶ浜』に到着。
降りたらすぐに海が見える。
スマホで調べて見つけた朝7:00~営業してるお店『bills 七里ヶ浜』。
営業時間だけ見て決めたお店でしたが、実は有名店で、このお店のリコッタパンケーキは“世界一の朝食”とも言われているらしい。
確かに、早朝なのに人ですごく賑わってた。
運よく窓側の席が空いていて、すぐに座れました。
窓からは海を眺めることができる。
サーファー達の姿がたくさん。
おすすめされた“ブレックファストスコーン”と“オレンジジュース”にしました。
スコーンが好きなので。思ってた形のと違うのがきて新鮮。
うん、美味しい。
朝食をゆったり食べる時間って、すごく幸せを感じる瞬間だと思います。
いま見えている景色や、これから行く場所の事をボーッと考えながらお腹も満たされる。
だから、ホテルでとる朝食も好きなんですよねぇ。
幸せな時間を堪能して、鎌倉のゲストハウスへ戻ります。
何度乗っても楽しい江ノ電。
ゲストハウスに戻ると、8:30頃。
泊まる人みんな旅人。旅人の朝は早い。既に出た人も。
残ってた人も、1人、また1人と出ていく。
楽しむときは仲良く。別れはあっさり、さっぱり。
この関係性も素敵だなぁと感じます。
そしてゲストハウスのスタッフの人も「じゃ、チェックアウトまでに出といてね~」なんて言ってどっか行ってしまう。
おいおい。いいのか。信用しすぎだろ。
部屋のモノ荒したり盗ったりされたらどうするの。いや、しないけどさ。
そして誰もいなくなった。
昨夜の宴会の名残。
時刻はまだ朝9:00。
1日はまだまだ長い。