9月中旬。
突然思い立ち、グーグルさんで紅葉スポットを探したところ、栃木県・日光の【戦場ヶ原】を見つけました。
引用元:http://www.100sama.tochigi.jp/100sama/page.php?id=32
大きな山に、広大な草原。
紅葉の季節になると、小麦色に染まる草紅葉がそれは美しいのだとか。
ハイキングコースも整備されていて、初心者向け。
画像を見て一目ぼれし、今回の旅の行先が決定しました。
富山~日光(栃木)までは、新幹線を乗り継ぐと約15,000円程。
往復の交通費が3万…はちょっと予算的にキツかったので、行きは群馬・前橋駅前まで高速バス(5,000円)+前橋~日光まで電車乗り継ぎ(約2,000円)で半額の7,000円に抑えました。
こうやって安く行ける方法を自分で探し出せるようになると、いよいよ旅慣れてきたなって嬉しくなりますね(*’ω’*)
富山~栃木までの行き方はこちらの記事でまとめましたので、よろしければ参考ください。
さて。
高速バスの到着は早朝5:05。10月の早朝は暗いし寒い。
駅はまだ閉まっていたので、トイレで軽く身だしなみを整えて開くのを待つ。
駅のホーム(前橋駅)には誰もいない。
いつも夜行性でいることが多いので、早朝の空気は新鮮で楽しいです。
車窓から目にした昇りくる朝日は本当に綺麗でした。
始発電車なので、同乗者は部活の学生2人だけ。
乗客の少ない電車って、時間の流れがゆっくり感じられて好きです。
電車を乗り継ぎ、東武日光駅に到着したのが8:20頃。
ここからバスに乗って戦場ヶ原を目指します。
ルートは色々あるんですが、今回は、
↓ 日光湯元行きバス(1400円・約1時間)
①竜頭ノ滝(りゅうずのたき)
↓ (徒歩20分)
②石楠花橋(しゃくなげばし)
↓ (徒歩15分)
③戦場ヶ原
↓ (徒歩50分)
④泉宿池(昼食)
↓ (徒歩40分)
⑤湯滝
↓ (徒歩40分)
⑥日光湯元ビジターセンター
↓ 東武日光駅行きバス(1700円・約1時間)
東武日光駅
【歩行距離:約7.6km、歩行時間:約4時間(休憩時間込み)】
というルートで巡ります。
ルートに関しては、東武鉄道のホームページのハイキングコースを見て決めました。
駅の売店でお昼用のお弁当を買っておく。
まだ8:30というのに、湯元行きのバス停には行列ができてました。
紅葉シーズンの日光はヤバイと聞きますが、平日の朝でコレとは…恐れ入ります。
幸いバスにはすぐに乗れましたが、ギリギリ座れず、通路に立って手すりにつかまる形に。
道中の坂道がカーブも多く急なので、立ってるのは割とツラい。あと冷房顔面直撃。標高1300m地点の冷房寒すぎです。
高齢の方が座れていなかったら、ぜひとも席を代わってあげましょう。危険です。
我慢すること1時間。目的のバス停へ到着。
すでに空気が違う。美味しい。
『嬢ちゃん一人か?』
「ひとりで来ましたー」
『おぉ、俺の孫娘みたいに強い子やな。がんばれよー』
「ありがとうございますー」
旅先でおじちゃん・おばちゃんに温かい声を掛けられると安心するのは何でだろうか。
さらっと孫自慢いれてくるおじちゃんにほっこり。
↓龍頭の瀧
おぉ…。
紅葉はまだまだでしたが、じゅうぶん綺麗です。
隣接して茶屋があったので、ここで朝食をとることに。
おぞう煮。600円。
窓側の席では、竜頭の滝を眺めながら頂けます。
さすが、山の中にあるお店屋さん。
山菜おいしすぎ。おもちももちもち。体に染み渡るお味。
エネルギーを補給して、出発です。
道中、さっそく見事な景色。
①竜頭の滝
自然のパワーを感じます。
熊注意の門を抜けて、さらに奥へ。
ここら辺から人がまばらに。
木漏れ日の中をひとり歩く。
チョロチョロ。チュンチュン。ザクザク、パキッ。
聞こえるのは、水の音、鳥のさえずり、自分の足音。
あぁ、後は、どこかの誰かがつけてる【熊よけの鈴】の音がどこからかチリーン…と。
しばらく進むと、分かれ道。橋を渡るか、直進するか。
看板みてもよく分からず。むむむ…。
いや、森の中で迷うって…。
引用元:http://unknownbase.com/archives/1864
その時気がつかなかったのですが、どうやらこの橋が『②石楠花橋』だったらしい。
正解ルートは《橋を渡る》だったのですが、後ろからきたおじさんが直進したので、とりあえずついていく私。
ということで、今回も安定の迷子スキル発動。
10分ほど歩いた先が行き止まりだったのと、大きい看板みたらルートからそれてたことで判明して橋まで戻りました。
ちなみに行き止まり先にはトイレ🚻や駐車場、バス停が。
おじさんはトイレしたかったみたい。おじさんー。
さあ、次はいよいよ目的の『③戦場ヶ原』です。
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