3度目の女一人旅 in鎌倉・江の島⑤「ヒールで来ちゃダメ。絶対。」

前の記事

3度目の女一人旅 in鎌倉④「江の島=猫島=最高」


江の島には猫がたくさんいる。

ので、ホクホクしながら散策するアラサー女。

ただ、江の島はここからが本番だった。

下り階段が半端ねぇ問題。

(写真撮る余裕なかったんで、参考写真↓)

引用:https://comolib.com/places/672492

体力のない、引きこもり人間にはツラい階段の連続。

行きは全部下りだけど、つまり帰りはこれを上る…

待て、これは行くべきではないのでは。

引き返すか?帰りぜったいキツイぞ?まじで行くの?

いや、でもせっかく江の島にきたし…

1dayパスで岩屋の入場無料だし…

心の中で自問自答を繰り返しながらも、気が付けば着いちゃった。

一気に開ける視界。

うん。来てよかったわ。

先へ進めば『岩屋』が見えてくる。一本道なので分かりやすい。

ちなみに、右手の階段を下りれば海の近くまで行ける。

満潮・干潮の関係で、消えたり現れたりする陸。

たまに、ザパーンと波が陸に上がったりもして。自然の力強さを感じる。

岩屋の中は、薄暗くて静か。つまり、落ち着く。

本当に静かで、「ぴちょん…ぴちょん…」て水の音しかしなかった。

そんな静かな岩屋に、『与謝野晶子』の歌碑がある。

「沖つ風 吹けばまたゝく 蝋の灯に
志づく散るなり 江の島の洞」

『風が吹けば蝋の灯りが揺れて、洞窟には雫が落ちる…』って岩屋の情景そのものを詠んだものだけど、「滴」じゃなくて「志」になってるのが別の意味が込められてそう。

後から調べたけど、「志」って言葉には“相手を慕う気持ち”“死者の追善供養”としての使い方もあるらしい。

岩屋の静かな雰囲気は、何というか…今まであった事を思い出させるような力があるように感じたので、与謝野晶子さんも、この場所で誰かに思いをはせていたのかも…なんて。

先へ進むと、蝋燭を渡される。

さらに灯りの少なくなった洞窟を進む。

ここまでくると、かなり天井も低くなって、かがまないと進めない。男の人はツラそうだった。

岩屋は第1・第2に分かれていて、連絡通路は外になってる。

この連絡通路は、天気が良いと富士山も見えるらしく、絶景スポットだとか。

途中で、『亀石』と書かれた看板を見つける。

亀石?

おお!すごい!亀だ!!

海水の力で、石が削れて亀みたいな形になったらしい。すごい。

第2の岩屋へ。

正直に言う。ちょっと怖かった。

だって第1と比べて人が全然居なくて、気が付けば1人だけで洞窟内歩いてたもん。

第2の岩屋には、江ノ島でおなじみ『龍』が祀られている。

お願い事をして手を叩いた後に、光る龍の色で運勢がわかるらしい。なんてハイテk((

カラーバリエーションは多分4色。

あ、ごめんなさい。こういうのあんまり信じてないので「何色あるんだろう?」っていう知的好奇心でした。

岩屋も見学したので、後は引き返すだけ。

引き返すだけ…。

あの地獄の上り階段を。

引用:http://iyashi.midb.jp/detail/146738

「ふぅ~…死ぬかと思った。」

階段の途中とちゅうに、うまい具合に休憩できるお店がある。

その内の1つ、元気な女性店主?さんが居たお店に入りました。

美味しそうな海鮮系のメニューもあったけど、昼食べた「生しらす丼」がまだお腹に残ってる。

ので、クリームソーダをオーダー。生き返る。

外の席もあって、景色を見ながら休憩できる。

さっきまであそこに居たのかー。人が小さいなー。

めっちゃ階段上ったもんね。

頑張った自分。

エネルギーを補給して、お店を後に。

お店の人が帰りの近道を教えてくれた。ありがたい。

目印のお店忘れちゃったけど、帰り道の左手に「参道までの近道」って看板も立ってた。

道中、猫に遭遇。いや~江の島は本当に猫がいっぱい。いい所だ。

教えてもらった近道。ゆるい下り坂で歩きやすい。

景色もよい。他に人が居ないから独り占め。

地元のおじちゃんが釣りしてた。

これで私の江の島の観光は終わり。

小さな島だけど、まだまだ行ってない所がたくさんある。

恐るべし、江ノ島。また来たい。

鎌倉・江の島、本当に良いところです。

ぜひともリピートしたい場所でした。

今回の旅の教訓
① 飛行機にキャリーケースは持ち込まない方が吉。
② ゲストハウスは適度に使っていきたい。
③ 早朝に動くと良い。まじで。
④ ホテルでのんびり過ごす時間も悪くない。
⑤ とびっちょのしらす丼は量が多い。
⑥ 頑張った先には良いモノがある。

おまけ情報。

岩屋からの帰り道は、船も出てる。

私が行った日は休業日だったけど、営業日だったら船を利用した方が楽だと思うのでおすすめ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

\シェアはこちらから/

\フォローはこちらから/