こんにちは、こんばんは。
たろうです。
現在、絶賛☆生理2日目です。
だるい生理中にも、こうやって夜中にブログ書いたり、またある時は旅行に行ったりしてる訳ですが、実は私、中学生~大学生くらいまで生理初日~3日目ぐらいまでは、動けなくなる程の”酷い痛み”と”倦怠感”と”吐き気”に悩まされていました。
生理になると、痛みで何も考えられなくて、食欲もなくて、寝られなくて、鎮痛剤もあまり効かなくて、ただただ、ベッドの上でうずくまって耐えていました。
生理痛って、個人差あるじゃないですか。
私の場合は、生理が始まると、痛くて顔も青ざめて、見るからに調子悪い感じになってたんですよ。痛みで何も考えられないし、何もできない。
学校で、他の子はいつも元気そうなのを見てるんで、
「みんな痛くないのかな」
「こんなツライの、みんな良く我慢できるな」
「もしかして私が痛みに弱いだけなんだろうか」
「ほかの子は、痛くないのかな」
「痛くないのが普通なんだろうか」
「ずるい」
なんて嫉妬みたいな思いを抱いていました。
だって、本当に羨ましかった。
この痛みがあと30年、ほぼ毎月つづくんだ…と考えると”死にたい”と思う時もありました。
そんな私ですが、ある事を実践するようになってから、
「あれ、そういえば最近、生理ぜんぜんツラくない」
と思うようになりました。いつの間にか、です。
今も生理初日は痛みがありますが、耐えられないツラさじゃ全くないんです。
生理中のお出かけも余裕です。
まぁ、怠いっちゃ怠いんで、基本的には静かに過ごすようにはしてますが。
この記事を読んでいただけているということは、ツライ生理痛に悩んで、どうにかしたいと思ってたどり着いた方が多いかと思います。
身体の事なので、同じように実践しても全員が同じように生理痛が楽になるとは限りません。
実践した事とは無関係に、ただ年齢や、身体の成長の関係などもあったのかもしれません。
この記事の内容が、何の役にも立てないかもしれません。
でも、もし、この記事が、昔の私と同じ悩みを持つ方、たった1人にでも役に立つなら、すごく嬉しいと思います。だって、私も死ぬほどツラかったから。
私が実践したのは、たった2つのことです。
(というか生理痛は病気の場合もあるので、これ↓実践しても改善されないし、まじで酷い痛みの人は病院行ってくださいね。)
目次
1.鎮痛剤は、生理が始まる前にのむ
生理痛を和らげてくれる、鎮痛剤。
昔の私は、もちろん服用していました。生理中、毎日。
痛み出してからすぐに、服用していました。
もちろん、痛みを抑えてはくれましたが、
それほど大きな効果を感じませんでした。気休め程度です。
でも、痛みに悩まされていた当時の私は、鎮痛剤の効果を最大限発揮できていなかったんです。
ポイントは、服用のタイミングでした。
生理痛の原因は『プロスタグランジン』
皆さんは、生理のメカニズムをご存知でしょうか?
生理のメカニズム
- ①月経期 (1-5日)プロスタグランジンというホルモンの働きで子宮が収縮し、不要になった粘膜(内膜)が血液とともに体外に排出。
- ②卵胞期 (6-12日)エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量がアップ、卵胞が成熟を始めます。
- ③排卵期 (13-15日)黄体ホルモンが卵巣を刺激して、十分に成長した卵子が卵巣の外に飛び出します。これが、排卵です。
- ④黄体期 (16-28日)卵巣から排出された卵子は子宮へ。子宮内膜は排卵から10~14日かけて、妊娠の準備を整えます。
出典:LION バファリンルナi 公式ページ(http://www.bufferin.net/lunai/topic/menstrual_pain.htm)より
実は、①月経期に分泌される『プロスタグランジン』というホルモンが生理痛の主な原因です。
『プロスタグランジン』には、子宮を収縮させる働きがあり、この働きによって、不要になった子宮内膜が体外に排出されます。
この『プロスタグランジン』が過剰に分泌されすぎると子宮の収縮が激しくなり、それがツライ痛みとなってしまうのです。
そして、ここからがポイントです。
鎮痛剤には、この生理痛の原因となる『プロスタグランジン』というホルモンの分泌を抑える作用はありますが、分泌されてしまった後の『プロスタグランジン』を消す作用はないのです。
これが、鎮痛剤の効かない理由でした。
以前の私は、お腹が痛みだしてから服用していました。
つまり、『プロスタグランジン』が分泌されてしまった後です。
鎮痛剤には、痛みを”消す”ための成分がそもそも含まれていなかったのですから、服用後の分泌は抑えられていても、既に分泌されてしまった分が酷い痛みの原因だった訳です。
鎮痛剤は、『プロスタグランジン』が分泌されてしまう前に飲まないと、最大限の効果を発揮できないのです。
鎮痛剤を服用するタイミングを覚えよう
生理が近づくと、感覚で何となく分かると思います。
他の方が同じかどうかは分からないのですが、
私の場合は、胸の張りを感じてから数日後、お腹に違和感を感じます。軽い鈍痛あり?の少しお腹が重たくなったような、気持ち悪い感覚です。この感覚を感じてから、大体2~3日以内に痛みがでて、その後、出血が始まります。
なので、お腹に違和感を感じてから、もうすぐ痛みだすかな、という辺りで、その時にまだ痛みはなくても、鎮痛剤をのんでしまいます。慣れてくれば、感覚は掴めると思います。
たまに予想とずれることがありますが、間違えて服用しても別に大した事はありません。
鎮痛剤を服用し続けると効果が薄くなったり、身体に良くないなんて事を耳にすることもありますが、よほど頻繁に、大量摂取を継続しなければそんな事は起こらないと言われています。用法・用量を守って服用する分には、基本的に問題がないように作られています。
また、《薬をのむのが癖になりそうだから、我慢できる範囲の痛みの時は服用せずに、痛くなってから服用する》というのもNGです。
先程お伝えしたように、鎮痛剤は痛みが出てからでは意味を成しません。
薬局で販売してる鎮痛剤程度なら、薬が癖になるということも通常ありえません。麻薬じゃないんですから。
依存症への注意が必要な鎮痛剤といえば『バイコディン』が思い浮かびます。
海外ドラマ『Dr.HOUSE』が大好きだったので。
ちなみに、『バイコディン』は医師からの処方箋がないと手に入れることはできません。(ハウス先生は普通に盗んでましたが犯罪です。ハウス先生は型破りな天才医師だからいいんです。)
まぁ、依存症の危険性のある薬がそこら辺の薬局に簡単に並ぶ訳がないですよね。
不安な方は、かかりつけ医に薬を持って行って相談してみられても安心できて良いと思います。
鎮痛剤は「もうすぐ痛くなりそうだな」という時に、服用するようにしてください。
2.生理用ナプキンは”使わない”を意識する
皆さん、生理中のナプキンの交換頻度はどのくらいでしょうか?
アンケートによると、1回の生理でのナプキン使用枚数は平均20枚。多い日に替える枚数は平均3.8枚という結果に
引用元:ANANニュースナプキンは平均20枚 みんなの「生理」を聞いてみた(https://ananweb.jp/news/81623/)より
経血量には個人差があるので一概には言えませんが、1日当たり3~5枚程度でしょうか。
では、次の質問です。
皆さん、交換する際のナプキンの状態はどうなっていますか?
もしかして、経血がたっぷり吸収された状態ではありませんか?
実は、それが、不快感・痛みの一因かもしれません。
『経血コントロール』を覚えよう
そもそもナプキンのない時代の人たちは、どのようにして過ごしていたのだろう・・・と不思議に思いませんか?
調べると、実は昔の人たちは『経血コントロール』ができていた、というのです。
『経血コントロール』とは、名前の通り、生理時の出血を「出したい時に出す」「出したくない時には出さない」と自分で意識的にコントロールすることです。
そんなことできるの?と思うかもしれませんが、できるんです。
びっくりですよね。
でもそれが意外と簡単で、“意識するだけ”で私はできました。
では、さっそくやってみましょう。
イメージが大事です。
まず、お尻の穴を締めてみて下さい。
するとこの時に、一緒に膣口も締まったような感覚がしませんか?
この時の感覚を忘れずに、次は膣口に意識を向けてみて下さい。
そして、締めてみて下さい。
私は、膣口を下から上へ引き上げるようにいつもイメージしています。
できましたか?
これができていれば、経血コントロールが可能です。
①生理が始まったら、膣口を締めて過ごします。
②経血が溜まってきた感覚がしてきたら、トイレへ行き、今度はお腹の奥から絞り出すようなイメージでお腹に力を入れ、経血を排出します。
多少は下着が汚れてしまうので、ナプキンは忘れずに。
経血が溜まる感覚は慣れれば分かるようになりますが、経血が少し出ちゃった感覚がした時には、すぐトイレに向かってください。かなり溜まってる筈です。
私の感覚では、一番多い日で1時間に1回。
普通の日や少ない日になってくると、3~4時間に1回の間隔でトイレで排出すればほとんどナプキンは汚れません。
この『経血コントロール』を意識するようになってから、
1.生理が早く終わるようになった
2.ドロッとした不快な感覚が感じにくくなった
3.ナプキンの湿った不快な状態がなくなった
4.痛みが軽減した
という嬉しい効果が現れました。
本当に劇的に楽になったので、ぜひ実践してもらいたいと思います。
『経血コントロール』を知るまで、私は生理の血は「ナプキンに出すもの」だと思い込んでいたんですよね。「ナプキンが血を吸いきれなくなったら、交換するものだ」と思っていて、頻繁にナプキンを交換していました。
が、間違いでした。
生理の血は、「トイレで排出する」と覚えてください。
ナプキンは、あくまで下着を汚れないようにするための補助的なモノ。
ナプキンを汚さないように意識して過ごしてみてください。
いや、しかし、
この『経血コントロール』は小学校で教えるべきですよ。
何で誰も教えてくれなかったの。
生理用品の使い方教える時に、教えて欲しかったなぁ。
いや、でも先生にいきなり
「みんなで膣口を締めてみよう!」なんて言われたら引くか…。
長時間トイレに行けない人はタンポンもおすすめ
1時間に1回もトイレに行けない!という状況になる方もおられるかもしれません。
その場合は、『タンポン』もおすすめです。
ナプキンとタンポンの利用率を比べてみる
インターネット調査による利用率の比率は以下の通り。
ナプキン:90.9%
タンポン:3.5%
ナプキンとタンポン併用:5.6%引用元:キュアリ(http://cureri.com/fujinka/d20160621)より
日本ではあまり一般的な生理用品ではないタンポン。
最近はCMなどが流れて使用者も増えてきたようですが、薬局の品ぞろえを見る限り、やはりまだ利用者は少なそうです。
ちなみに、私はナプキンとタンポン併用派です。
経血コントロールを実践しているので、普段はナプキンを使用。
旅行などでいつトイレに行けるか分からない状況になることが予想できる時には、タンポンとナプキンを併用しています。(経血コントロールができないので)
タンポンを初めて使った時は、かなり怖かったのですが、使ってみるとあまりの快適さに驚きました。
タンポンは膣内で経血を吸収するので、体外に血が排出されません。
膣内の感覚がない場所にタンポンを挿入するので、異物感もありません。(異物感がある時は挿入に失敗したときだけです。その場合は、やり直しが必要です)
そのため、湿った感じが全くなく、生理じゃない時みたいな感覚で過ごせます。これには、ほんとに驚かされました。
それなら、なんでずっとタンポンを使わないのかといいますと、2つ理由があります。
1つに、タンポンの挿入時・排出時の違和感が好きじゃないからです。
入れた後は全く入ってる感覚がしない(忘れそうで怖いくらい)タンポンですが、入れる時と出す時にやはり若干の異物感と痛みがあります。
ほんとに軽いものですが、不快ではあります。また、手が汚れてしまう(私が不慣れなだけ?)のもあり、ナプキンで経血コントロールをするほうが楽だと私は感じました。
2つに、忘れそうになるからです。
実は、タンポンは連続使用・長時間の使用は厳禁です。
なぜかというと、トキシック症候群(TSS)などの危険性があるためです。
簡単に言うと、タンポンを巣として菌が繁殖し、それによって引き起こされるショック症状のことで、最悪の場合(稀ですが)死に至ることも。
しっかり気を付けていれば大丈夫なのですが、
タンポン、ほんとに生理中ってことを忘れそうになるくらい快適なんです。
忘れないために邪魔な長い紐がついてるわけですが、トイレ行くまで、自分が今、生理中だということを忘れてたことが何回かありました。怖い。
そんな訳で、タンポンは長時間変えられない時だけ使うことにしています。
以上、私が実践している、生理中を快適に過ごすための秘訣でした。
私がこの情報を知ることができたのは、20代半ば頃。
もっと早く知りたかった…と本当に思った情報だったので、この記事がツライ痛みに悩む方の助けになれば嬉しいです。
あ。
こういうのもいいよ!という情報があればぜひとも教えてください!
ここまでお読みいただいてありがとうございました!
↓私がリピートして使ってる生理用品(参考までに)
💬眠くなったりの副作用が出にくい気がする。あと錠剤小さめで飲みやすい。
💬説明も丁寧で分かりやすくて、初めてでも使いやすい。
ソフィ はだおもい ふつうの日用 羽つき(unicharm Sofy)
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