2016年に発行されたミシュラン特別版『富山・石川(金沢)』で、氷見市にある「貪瞋痴(トンジンチ)」がビブグルマンに選ばれ話題を呼んだ。
という訳で、行ってきました。
貪瞋痴(トンジンチ)ってどんなお店?
氷見市の観光地「道の駅 氷見漁港 ひみ番屋街」から少し外れた万尾川沿いにある同店。
ミシュランのビブグルマンに選ばれた「氷見産煮干しラーメン」をはじめ、夜にはダイニングバーとしても営業しており、店主こだわりの品が楽しめる。食べログラーメン百名店WESTにも選出されるなど、ラーメン通なら1度は訪れたい名店。
アクセス・営業時間
[住所] 富山県氷見市朝日本町1-30 [アクセス] JR氷見線氷見駅から1.01Km。徒歩12分。氷見駅より加越能バス氷見市街周遊バス乗車「比美町」または「氷見本町」下車 徒歩1~2分
氷見駅から784m
[TEL] 076-672-0104 [営業時間] 11:30~14:00、19:00~翌0:00
(夜は基本的にダイニングバー。ラーメンのみは不可の場合も有)
日曜は~20:00(日曜は夜ラーメン提供有。※煮干しは無し)
定休日:月曜
営業時間・定休日は変更となる場合有。来店前に店舗に要確認。
貪瞋痴(トンジンチ)に行ってきた
実を言うと以前、店の前まで1度きたことがあったのだけれどその時は食べられなかった。
水曜日の昼頃で営業時間であるはずだったのだけれど、臨時休業だったのかお店が空いてなかったのです。ガーン。
食べログにも書いてありましたが、営業日は変更になることがあるのでどうしても食べたい人(県外から来た人とか)は行く前に電話した方がよいと思います。
お店は、左手にカウンター8席、奥に四角い大テーブルが1台あるこじんまりとした店内。
テーブル席はイスが10席ほど並んでました。
◎黒醤油ラーメン700円
◎氷見産煮干しラーメン800円
◎氷見牛すじカレー700円
ここは迷わず「氷見産煮干しラーメン」を頼みます。とはいえ、ブログとか見る限り店主さんの食へのこだわり凄そうなのでどれも美味しいんだろうなぁ。
注文してから少し待つと、目の前にコトンっと置かれた品。
ラーメンの具!!
続いてラーメンが到着。おおお。
ラーメンと具が別々にくるという初めての経験にドキドキします。
スープに具の風味がうつってしまわないように…
繊細な煮干しの風味を味わってくれと言わんばかりの店主の計らいに脱帽です。
ちなみに一緒に行った友人の、スープと麺が来た瞬間に躊躇なく具を盛りつけ始めるという奇行を目にした私が「おいおいまじかよすっげぇなさすがだよこのうっかりマイペースちゃんめ」と心の中で思ったのは余談である。店主の計らいとは…。うん。嫌いじゃないよそのマイペースさ。そのままの君でいてくれ。好きなように食べるのが一番だよね。
という訳で私はもちろんスープから一口。
「ほぇぇえ…おいしいぃ…」
煮干し臭さが一切無い旨味だけの詰まったスープに感動。味付けが濃いわけじゃないのに口に入れた瞬間にブワっと広がる香りと旨味がヤバイです。
麺はコシのある、芯が少しだけ残って小麦感が感じられる細麺。太麺より細麺が好きな私得。スープに合うように考えられたんだろうなと舌鼓を打ちました。
具の無いスープと麺を何度か堪能した後、後はお好みで具と合わせて食べました。一緒に食べても美味しいようにシンプルに味付けされた具も最高でした。
行く前にチェックしたい
駐車場は?
店から徒歩5分ほどのところに、無料駐車場があります。店のすぐ横には無いので注意。
店の近くで路駐している車も見かけましたが、道幅を考えると駐車場に停めてほしいところです。
店内の雰囲気は?混雑具合は?
行ったのは平日の昼間ですが、店内は8人ほど。行列覚悟で行ったので意外と空いていて拍子抜けしました。口コミを見ると20人の行列がなど書いてあるのもあったので、休日や時間帯によっては混んでるのかも。
男性客が多かったですが、女性客もちらほら。女性店員さんも居ます。カウンター席もあるので1人でも入りやすい。
夜にダイニングバーをしているからか、お酒がいっぱい並んでるなどバーっぽい雰囲気もある。
まとめ
ミシュランのビブグルマンに選ばれたとあり、期待を裏切らない美味しさでした。
富山県のラーメン店で間違いなく3本指に入る名店です。
氷見の番屋町とセットで、ぜひ足を運んでみてはいかが?